
ブログってどうやって書けばいいかわからない…。



自由に書いちゃっていいんじゃないの?
今回は月7桁を稼いでいる現役ブロガーの私が、ブログ記事の基本構成について解説します。



基本の型を覚えれば、読者が納得する記事を手早く書くことができます!
この記事を読むことで、誰でもブログの基本的な書き方を学べ、読者が読みやすい記事を書けるようになります。
ブログ記事の全体の構成


ブログ記事の全体の構成は、大きく3つに分けることができます。
- リード文
- 記事本文
- 結論
リード文
リード文部分はブログ記事で最初に目にする文章です。
読者の注意を引くキーポイントとなる場所で、この部分がうまく書かれているかどうかで、読者が本文を読むかどうかが決まります。


この重要なリード文でやるべきことは、読者に共感し、直面している具体的な悩みや疑問を明確に触れることです。そして、その悩みや疑問がこの記事によってどのように解決されるのかを簡潔に紹介することが大切です。
こうすることで、読者は「この記事を読む価値がある」と感じ、記事全体を読むための強い動機付けを得られます。
記事本文
記事の本文部分では、リード文で触れた問題の具体的な解決策を深堀りします。このセクションでの目的は、手順を明確にし、読者に「どうすれば問題が解決するのか」を段階的に示すことです。


「段階的に解説」とは、解決策を小さなステップに分けて一つひとつ詳しく説明することをいいます。
例えば、「ダイエットの方法」について書く場合、食事、運動、生活習慣の各面に触れ、それぞれで効果的なポイントを列挙するような形です。
そのためにも、見出しを有効的に使いましょう。
大見出し(H2)から小見出し(H3, H4)へと階層的に情報を整理することで、読者は記事の構造を直感的に把握できます。



H1見出しは記事のタイトルで既に使用されているため、本文内では避けましょう。
このように情報を整理して見出しを設定することで、読者は記事の内容をよりスムーズに理解し、問題解決に必要な情報を効率的に吸収できます。
結論
結論部分では、記事の要点をかんたんにまとめ、問題解決の具体的なステップを再度明示しましょう。結論部分の目的は、読者に「これから何をすればいいのか」を明確に理解できるようにすることです。


さらに具体的な行動を促す手段として、例えば「商品を購入するための申込みボタンを設置する」といったアクション項目を挿入することが効果的です。
明示的な呼びかけは、読者が記事の内容を実際の行動に踏み出すためのきっかけとなります。



読者に行動すべき理由をあらためて紹介して、理想とする未来を伝えましょう。
リード文の書き方


リード文は記事の冒頭にあり、読者の興味をキャッチし、記事のメインテーマを明確に伝える役割を持ちます。
この部分がうまく書ければ、読者の離脱率が下げられるため、記事作成において非常に重要なセクションです。
読者の悩みや疑問を書く
リード文で重要なのは、読者が抱える悩みや疑問を具体的に取り上げることです。具体的な悩みや問題を書くことによって、読者は「この記事が自分の問題に対する解決策を提供してくれるのだろう」と感じ、記事を読む意欲が高まります。
例えば、ダイエットブログであれば、「順調だと思っていたダイエットが突如停滞してしまいませんか?」といった疑問を投げて、読者の具体的な悩みに触れます。


このように読者の悩みを明示的に表現すると、読者は自分の問題に対する共感を感じ、記事に強く引き込まれます。
悩みの解決策を書く
リード文で書いた悩みや疑問の解決策・結論を示しましょう。
結論を先に明かすことで、「この記事は私の問題に対する具体的な解決策を提供してくれる」と読者が感じ、記事を読む意欲を刺激するからです。
「結論を先に読んでしまったら、もう記事は読まない」という懸念もありますが、それは逆に「この記事で解決策が得られると確信したから、詳細を知りたい」と感じる読者の方が多いです。
つまり、解決策が示されていることにより、読者は「詳しく知りたい!」と感じ、記事の本文により一層関心を持つようになります。
悩みが解決した未来の姿を書く
リード文には、読者の悩みが解決した後の理想的な状態、すなわち「未来の姿」を描写することが効果的です。これにより、読者は「この記事を読むことで自分の問題が解消され、目指すべき未来が手に入る」という期待感を持つようになります。



このような未来の状態を「ベネフィット」と呼びます。
ベネフィットを明確に提示することで、読者はより強く記事に引き込まれ、その内容を深く理解しようとする意欲が高まります。
リード文の書き方は以下の記事で詳しく解説しています。


本文の書き方


本文部分では、リード文で触れた問題に対する具体的な解決策を詳細に説明します。本文がしっかり書かれていることで、読者はリード文で掲げた期待に応えられる有益な情報を得られます。
見出しだけで内容がわかるようにする
見出し(H2, H3, H4など)は、記事の各セクションに何が書かれているのかを一瞬で理解できるようにしましょう
見出しによって、読者は記事の全体構造や、自分が求める情報がどの部分に位置しているのかを素早く把握することができます。


PREP法で文章を書く
本文ではPREP法を活用して説得力のある文章を書くことが有効です
PREP法とは、Point(主張)、Reason(理由)、Example(具体例)、Point(再度の主張)の順で文章を組み立てることです。
例えば、ブログ運用に自信があるという主張(Point)を立てます。
- Point(主張):私はブログ運用に自信があります。
- Reason(理由):なぜなら、月間3万PVを超えるブログを複数所持しているからです。
- Example(具体例):例えば、トレンドブログだと月間7万PV、通信系ブログは月間2万PVです。
- Point(再度の主張):御社のブログ運用を任せていただければ、顧客との強い信頼関係を築き、大きな利益に貢献できると考えています。



PREP法を使えば情報が整理されて、論理的。しかも読みやすくて読者に与える説得力を高める効果があります。
さらに、高度なPREP法の使い方を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。


結論の書き方


結論部分は、記事全体の要点を凝縮し、読者に具体的な行動を促す役割があります。
読者が一歩を踏み出すための背中を押し出す文章を書きましょう。
本文をかんたんに説明する
結論部分は記事全体の内容の簡潔にまとめです。
ここで、本文の主要なポイントを短く再確認することで、読者は得た情報をしっかりと吸収し、その理解を一層深めることになります。
本文通りに行動することで解決できる姿を書く
結論部分で重要なのは、本文の指示に従った際に読者がどのような成果を得られるかを具体的に描写することです。このアプローチによって、読者は成功への具体的なビジョンを持ち、行動に移すモチベーションが高まります。
例として、ダイエットに関するブログなら、「このプランを3か月実践すれば、かつて好きだったが今は履けないズボンも再び楽に履けるようになるでしょう」と未来の成功像を具体的に提示します。
このように、読者が理想とする未来をハッキリと描くことで、記事から得た情報を実際に行動に移すきっかけとして提供しましょう。
読者に行動を促す
結論部分には、読者が新しく得た情報を実際に活用できるように、コール・トゥ・アクション(CTA)を設定します。CTAは、読者に特定の行動を促す役割を果たし、記事で解説した解決策を現実の行動に繋げる橋渡しをします。
具体的なCTAの例としては、以下のようなものが考えられます。
- 「今すぐ購入」ボタンの配置
- 関連する記事へのリンク
結論まで読んでいる読者は、本文の情報に価値を見出しているでしょう。そのため、CTAで具体的な行動を促すことで、読者はより満足度が高い状態で、確実に行動を起こしやすくなります。
まとめ:ブログの構成を覚えて読者に伝わりやすい記事を書こう


今回の解説で、ブログ記事の構成について解説しました。
ブログの基本的な要素は「リード文」「本文」「結論」の3つです。
- リード文:読者の興味を引くと同時に、記事の概要・テーマを明確にする。
- 本文:問題の解決策を詳しく説明し、読者に価値を提供する。
- 結論:記事全体の要点を簡潔にまとめ、読者に具体的な行動を促す。


この3つの要素をしっかりと考慮して記事を書くことで、読者は内容を理解しやすく、実用的な情報を効率良く吸収できます。
また、この構成が習慣になれば、記事を書くスピードも速くなるでしょう。
だからこそ、この基本的なフレームワークをマスターすることが、質の高いブログ作成の第一歩です。



それぞれの部分の書き方を覚えて、たくさん記事を書きましょう!